トゥバ共和国の擦弦楽器で風の音、水の音、動物の鳴き声などを表現しイギルの独奏やホーメイの伴奏として演奏に使用されます。
この楽器の作者でもある楽器職人モングンオール・オンダール氏(Mongun-ool Onder)はホーメイ歌手としても有名です。
現地で簡単に手に入る楽器ではございません。
今回イギル奏者のご協力により入手することが出来ました。
製作:モングンオール・オンダール氏(Mongun-ool Onder)
原産国:トゥバ共和国
サイズ:全長約96cm
付属品:布カバー、弓
チューニング:基本的には歌う人の声の高さに合わせますが、5度チューニングで使用されます(例 E,BやC,Gなど)
参考動画 Mongun ool Igil demonstration
Evgeny Saryglar 3
※楽器を扱う注意点
高音多湿、直射日光を避けて保管して下さい。
馬頭琴の胴の中には魂柱が入っており表面板を押し上げ支えています。
これが倒れると上手く駒が立たず、弦をそのまま張ると故障の原因になります。
弓に松脂を塗りすぎると粉が楽器に付着してしまいます、逆に塗りが足りないと音が滑ってしまいます。
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