※こちらの商品は仕入れ時にすでにオールドコンディションですので、パーツの骨のかけなどがございます。
演奏には支障はございません。ご了承下さい。
カシュガル、ウイグル人の伝統楽器、カシュガルラワープ。
ウイグル古典イッキ・ムカームをはじめ、民謡の伴奏にも用いられます。
胸の高さで構えて弾く奏法はアゼルバイジャンのタールと類似しており、シルクロードの文化交流を思わせます。
●特長
・骨と木材で作られたアンティークタイプ。
・独特に形状と寄木骨細工が美しく、ウイグル自治区の伝統工芸の芸術性が表れています。
・チューニング例:C,G,CやD,A,Dなどがございます。現在は低い方の音から1コース1本、2コース2本、3コース2本の仕様になっていますが、変更は可能です。
●製作:ウイグル自治区(中国)
●サイズ:全長94cm
●付属品:交換用弦(代用品1セット)
カシュガル・ラワープ演奏動画
※実物の楽器とは異なります。ご注意ください
○シルクロード楽器○
西アジア、中央アジアの文化交流が盛んであったシルクロード。
ウイグル自治区は音楽や楽器においても双方の文化が見事に融合した非常に興味深い地域です。
三味線や琵琶など、日本の楽器も中国から伝播したもので、それらの直系の先祖はペルシャまで遡る事が出来ます。
日本楽器の先祖・兄弟にあたるウイグル楽器をよく見ると、日本楽器との共通点や伝播の過程で部分的に改変されていく様がみてとれ、シルクロード音楽文化の変遷を辿る文化財的資料としても価値のある楽器たちです。
※カシュガルラワープを扱う注意点
高音多湿、直射日光を避けて保管して下さい。
演奏後はチューニングを少し落として下さい、楽器の反りや弦の寿命が縮む原因になります。
楽器を持って人が多いところや、狭いところを移動される際はぶつけたりしないようお気を付け下さい。
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